「次の世代へ」“変わりゆく時の中 変わらない想いひとつ”
東北六県写真師会連合会第77回大会、並びに令和元年度定時総会が福島県郡山市の磐梯熱海 ホテル華の湯にて
「次の世代へ」“変わりゆく時の中 変わらない想いひとつ”
をテーマに開催されました。東北各地の会員、商社メーカー会員、今回講演いただいた鹿児島県・児島写真館の児島大志郎・睦子ご夫妻に加え、来賓には、日本写真文化協会 小林一友副会長、日本写真館協会 佐藤康博理事長のご臨席を賜り、100名を超える参加をいただき盛大なものとなりました。
午前中に理事役員会、午後から定時総会並びに大会、商社機材展示が行われ、児島大志郎・睦子ご夫妻の記念講演となりました。
総会は栗形昭一副会長(青森県会長)の議長で進行し、事業計画案、予算案など満場一致にて承認されました。
大会は伊藤正春実行委員長(福島県会長)の挨拶に始まり、恒例の写真コンテスト受賞式が行われ、営業写真の部では、阿部貴彦氏(宮城)作品名「かぞく」で金賞・文部科学大臣賞を受賞。婚礼写真の部では、伊藤芳貴氏(福島)作品名「陰影礼賛」で金賞・(一社)日本写真文化協会会長賞を受賞。自由作品の部では岸村陸(福島)作品名「ディストピア世界の孤独なエージェント」で金賞・福島県知事賞を受賞。今大会は、初めて受賞する方々が多く、若い世代の感性が光る写真が多々見られました。最後に次期開催県の山形県理事長である、菊地邦弘副会長の挨拶で閉会となりました。
今回の記念講演会は鹿児島県・児島写真館の児島大志郎・睦子ご夫妻を講師にお迎えし、「写真館の未来・・・!」~一流を目指して、技と情熱~ と題して行われました。
「かけがえのない宝物づくりをプロデュース」することが児島写真館の使命です。を経営理念として、具体的に項目を挙げながらわかりやすく2日間講演されました。引き続き、実技では、作例に合わせたライティングと、オリジナルの機材を生かした撮影そして、RAW現像の仕方を行い、技を惜しみなく教えていただきました。クオリティの高い心ある写真づくりをめざす店だからこそ、お客様との距離と思いを大切にする写真館であり、児島夫妻の情熱を感じました。
参加者全員での記念写真撮影の後、夜には盛大な懇親会が行われました。
アトラクションでは、マジックショーやビンゴゲームを行い、各県の会員同士が和やかに交流する楽しいひと時となりました。
後半には商社の方々の挨拶があり、さらに各県ごとの会員がステージに登壇し、各県のカラーが出たPRがありました。
翌31日は渋谷良正文化部長(秋田県)、講演会講師の児島夫妻に参加いただいて、コンテスト入賞作品の講評会が催されました。作品一点一点に丁寧なコメントをいただき、作者はもとより参加者全員にとって良い勉強の場になったと思います。
多くの学びや会員間の交流を深められ、来年の山形での再会を誓い、盛況のうちに福島大会を終わる事ができました。
福島県写真館協会 ウカヤ写真館 五十嵐理嘉
須田写真館 須田紀子
この記事の投稿者
- (協)日本写真館協会広報部による投稿です。代理投稿を含みます。
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