第63回関東写真館協会 千葉大会を間近に見てきました

終わりました。

第63回関東大会千葉大会。
私は大した事はしなかったんですけど、大変な事をしてたヒトを間近に見て来ました。

一都六県。主催の周り持ちが回って来るのは7年に一度。前回の千葉大会の時には、私は写真館の奥様として、出て行く夫を送り出しただけなので、全く知らない世界だったんですけど、
今回は、一年以上前から準備して積み上げて行く様子、見てました。

やっぱり、準備は大変ですよね。
会場の手配、そして人集め。周知。
そして、基調講演いただく先生とのコミュニケーション。
そして、今回はなんと山東昭子参議院議員もおいでいただきましたし、忘れてならないのは、協力いただくメーカー商社の皆様。

ともすると、お付き合いだから寄付金取られておしまい感の強いメーカー商社の方にも、キッチリ寄付はいただきたい、でもキチンと恩は返したい、というスタンスは、ヒトとしてあるべきだなぁと思いました。

直前の千葉県の総会の時に、終わった後の懇親会は、会員は有料。メーカー商社の方は無料。という方法は、ありがとうの気持ちを伝える、わかりやすいメソッドだったと思います。
そして、業者さんの展示会場に足を運んで貰うための、スタンプラリー。
まずは写真館と業者さんがミートしなくちゃ何も始まらないですものね。
参加いただいた皆様も、心得てくれて、スタンプいっぱい貰ってくれました。ありがとうございます。

また、なんと山東昭子参議院議員の登場という快挙。写真館の経営者である我々には、重大な18歳成人の法案が国会を通ってしまった今年、振袖を着て成人式を迎えて、写真を撮るという文化が無くなってしまうのか否や、という大変な問題を抱えているわけですが、振袖はハタチで。という方向に推し進めて行くという力強いお言葉、いただきました。もう振袖を買うのは控えようと思っていた御同輩。明るい光が見えてきましたね。

 

そして圧巻は当日の会場運営。
ところは太平洋に面した外房の鴨川のホテル三日月。千葉県らしい海を眺めての抜群のロケーションなんですけど、時は夏休み真っ只中。
大勢の家族連れで大にぎわいのホテルで200人規模の大所帯の会合です。
大会の開ける大きなお部屋は実は直前まで、朝食会場で、バイキングのお皿や、テーブルをホテルスタッフが撤収する傍ら、千葉県の実働部隊が、会議机を運び出し、設営を20分強でしたんです。
千葉の会員が机並べて、落ちてるご飯粒をホテルスタッフが掃除機で吸うという前代未聞の風景でした。

海水浴客で賑わうホテルのこの場所で受付を作る、この場所で写真の展示を作る、業者さんが展示してたブースを片付けて、ワークショップの場所を作る。
その度に机を運んで脚を出して並べて、または畳んで運んで片付けて。
会場の設営終えると、途端にご飯食べてたゆる〜い場所が、キリっとした顔を見せるもんですね。凄い。

受付とか作る時に後悔したのが単なる紙を持って来なかった事。マジックやらガムテープやら色々文具は持ってきたのに、県の名前を書いて机に貼りたい!って思った時に白い紙が無いんです。
ホテルのヒトにお願いしても良いお返事はするんですけど決して持って来てくれない。きっとマニュアルに無いんですかね。はい。って言って消えるんですけど一向にコピー用紙はいただけませんでした。

仕方なくシステム手帳の紙で代用。まとは小さかったですけどそれでも役に立ちました。
次回は紙は用意しておこう。

役に立ったのは千葉県ではCPAお知らせ隊って言うFacebookのグループがあるんですけど、写真を飾るイーゼルが足りない!お店にあるもの持ってきて!と一言発信すると、ウチはこの4台あります!ウチはこちらの3個ありました!って当日集まってくるんです。やっぱりSNSバカにできませんね。

事務局のIさんもクルマに大きなイーゼルをこのクルマにこれだけの数、どうやったら入った?ってくらい持って来てくれて、無事展示会場もらしい雰囲気に。

当日はいよいよお客様を迎えるわけですが、各県の方も遠路はるばるやって来て、途端に受付業務からこなします。会計のお金を集める方、緊張しますよね。遅滞なく受け付けて、領収書発行してお釣り渡して。いつもはレジがやってくれるから安心してますけど、暗算出来ない私には絶対無理。しばらくお金身につけて、一日中過ごすんですよね。大変だなぁ。

そして関東会長と千葉県会長。直前まで、昨日は神奈川、一昨日は茨城、と東奔西走していたお二人の人脈。これが無ければヒトは集まらなかったでしょう。本当に頭が下がります。

そして会場を手配していただいたSさん。ホテルマンとお知り合いという地元の理を生かして、だいぶ無理を通していただきました(^^)。
もちろん、力仕事や当日の運営の実働部隊になった若手や、奥方のチカラ。素晴らしいものがありました。
こうやって会は運営されてきたのね。と、感動しきりでした。

ちなみにスタッフが着てるこのポロシャツは私のデザイン。前から見るとなんでも無くって、左の袖と、右肩の後ろに六枚の羽を広げてアタマを前に飛翔する鳥を一都六県に見立ててデザインさせていただきました。
今回だけじゃ無く、なんかの時に着てくれたら嬉しいなと思ってます。

グダグダに書き連ねましたけど、次回の7年目の主催は次の世代にうまくバトンタッチ出来てないとダメですね。

色々おもしろ大変な経験、ありがとうござました。